東海村・大神宮

村松大神宮は天照皇大神・天手力男神・萬幡豊秋津姫神の三柱の神様を御祭神としており、伊勢神宮の御分霊を奉祀する神社である。

常陸の国の一の宮だそうだ。では二の宮、三の宮がなんなのかといわれればそれはよく分からないわけでして・・・。

大神宮の創立は古く、いまからなんと1300年前の飛鳥時代後期、歴史の教科書的に言えば大化の改新(645年)の少し後、和銅年中(西暦700年頃)と伝えられる。

なんでも那珂湊の平磯海岸の巨大な岩が怪光を発し、その巨岩は真崎の浦(東海原発があるあたりか?)まで流れついて、あたり一帯を照らしたのだという。怪しくも神々しくその光る岩を見た、村人達は畏れておののき、「これは伊勢の神様だっぺよ」と奉ったのがどうやら大神宮の始まりらしい。

ろくに教育も受けていない当時の村人がなぜお伊勢様のご来光だと思ったのか、そもそも常陸の国のかっぺは伊勢に大神宮があることすら知らないんじゃなかろうかという、不自然さはさておき、とりあえず歴史の古さは折り紙つき、なかなか立派な神社である。

社内には水戸藩主徳川光圀公がお座りになったという石や徳川斉昭が植えたといわれる梅の木があったりして、なかなか見応えがある。

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百円玉、五百円玉はないかとそればかりが気掛かりだった

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この木に実った梅の実を一個頂きたい、実家で育てて斉昭公お手植えの梅の子梅として高く売りたい

歴史好きなら ★★★★☆
いわゆる神社だす ★★★★★
村松虚空蔵尊とセットで ★★★★★

 

所在地
茨城県那珂郡東海村村松3
問い合わせ先029-283-1414
利用可能時間9:00~16:30
料金無料
休日無休
駐車場無料駐車場あり
ホームページhttp://www.daijingu.jp/

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